採用サイト事例
株式会社小学館 - 小学館採用サイト
自社の刊行物を背景一面に敷き詰め、その上に詩のような長いコピーを流す。ナビゲーションを6つのピル型ボタンに絞っている。

- サイト名
- 株式会社小学館 - 小学館採用サイト
- 伝えたいこと
- 事業の魅力を伝えたい / 仕事を具体的に伝えたい / カルチャーと人を伝えたい
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
ファーストビューは、雑誌と書籍の表紙を壁一面に貼り付けた前で社員が並ぶ写真で、中央に自社作品のキャラクターが本を読む姿が重ねられる。コピーは「心をこめて、種子をまこう。」と「“いつもひとつ、自分の軸になるものを”」。その下には詩の形式で長い文章が続き、「良いこと 悪いこと 好きなこと 嫌いなこと/褒められること 怒られること うれしいこと 悲しいこと/子どもの私は 本から多くを学びました」と個人の読書体験から書き起こし、「大人の私に 物語が寄り添ってくれました」「あらゆる人の一生涯にわたり あらゆることを伝えたい」を経て「私たちの仕事は いつだってシンプルです」で結ぶ。
コンテンツ設計・情報設計
ナビゲーションは「We Are 小学館を知る」「Works 仕事を知る」「People 社員を知る」「Recruit 採用を知る」「FAQ よくある質問」「Event イベント情報」の6つのピル型ボタンに絞られ、右端に2028年度定期採用のエントリー/マイページと経験者採用が置かれる。仕事を知るの下には部署・職種紹介として「『つくる』、『売る』、そして『活かす』。小学館にある多様な仕事をご紹介します。」という説明とプロジェクトストーリー一覧が並ぶ。採用を知るには内定者アンケート、募集要項、採用スケジュール、よくある質問が入る。
表現・デザイン
背景全面に自社の刊行物の表紙を敷き詰め、その上にテキストを重ねる。画像点数は138点と多く、そのほとんどが書影。紙のような質感の地色に明朝系の文字を組み、詩の部分は1行ずつ改行して余白を大きく取る。
RELENSの考察
コピーが会社の話ではなく、読み手個人の読書体験から始まっている。出版社を志望する候補者の多くが本との個人的な関係を持っていることを前提に、企業紹介より先に共通の体験を確認する構成だと考えられる。背景に書影を敷き詰めるのは、事業内容の説明を文章で行わずに済ませる手段でもあり、点数そのものが事業規模の説明になっていると読める。
自社に活かすなら
採用コピーを会社の主語で書くか、読み手の主語で書くかで印象は大きく変わる。候補者と自社に共通の体験があるなら、そこから書き起こす方法は業種を問わず使える。もう一点、製品や実績が多数ある企業では、それらを一覧で敷き詰めるだけで事業説明の代わりになる。文章を書くより早い場合がある。
ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
株式会社小学館 - 小学館採用サイトの採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。


