採用サイト事例
株式会社良品計画 - 新卒採用
店舗での働く姿を主役に据え、無印良品の思想を採用文脈でそのまま語る。店長までのキャリアの描き方を独立コンテンツとして持つ。

- サイト名
- 株式会社良品計画 - 新卒採用
- 業界
- 小売・EC・外食
- 伝えたいこと
- 社会的意義を伝えたい / キャリアの描ける先を伝えたい / 応募前の不安を解消したい / カルチャーと人を伝えたい
- 表現手法
- 写真 / 図解・インフォグラフィック
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
ファーストビューは、店舗で商品を棚に並べる社員の写真に「人に、社会に、まっすぐ向き合う」を白抜きで重ねる。続くセクションは「ぶれず、たゆまずともに挑戦し続ける」で、「これを読んでいる皆さんは、歩みたい未来について考えを巡らせているのではないでしょうか。」と候補者への問いかけから入る。さらに「無印良品の誕生は 1980 年、日本がバブル景気に沸き立ち、いろいろなものが過剰へ向かっていく時代でした。私たちは時代の流れに反し、質素や簡素であることが窮屈に引け目を感じず誇らしく思える、そんな価値観を伝えることが」と、ブランドの成り立ちを採用メッセージの中で説明している。別のセクションでは「当たり前の生活に疑問を持つみなさんへ」と呼びかける。
コンテンツ設計・情報設計
ナビゲーションはキャリアプラン、社員インタビュー、会社について(ビジョン・事業内容/良品計画について/サステナビリティ)、制度について(制度・福利厚生/社内活動)、採用について(募集要項/企業説明会/インターンシップ)で構成され、右上にマイページとエントリーが固定される。「店舗で1人前になる。良品計画ではじめるキャリアの描き方」が独立したコンテンツとして立てられ、社員インタビューは「さまざまな挑戦ができる環境で一歩ずつ、信頼される店長へ」「『土着』の取り組みを推進し、地域課題の解決に貢献したい」といった見出しで並ぶ。数値として無印良品店舗数、展開国・地域数、グループ従業員数、女性の管理職比率が示される。キャリア採用への導線も同じナビに含まれる。
表現・デザイン
白地に 生成りと茶を基調とした落ち着いた配色。写真は店舗内や屋外のキャンプ場など、実際の事業現場で撮られたもので、加工は最小限。文字は明朝とゴシックを使い分け、余白を広く取る。ブランドサイトのトーンをそのまま採用サイトに持ち込んでいる。
RELENSの考察
採用メッセージの中でブランドの成り立ちを1980年から説明しているのが特徴的。無印良品という商品ブランドの認知は高い一方、良品計画という会社や、そこで働くことの意味は別だという前提に立った構成だと考えられる。「店舗で1人前になる」というコンテンツを独立して置いているのも、小売業の新卒がまず店舗配属になることを隠さず、その先のキャリアを先に示す意図があると読める。
自社に活かすなら
製品やサービスの知名度が会社の知名度を上回る企業では、ブランドの説明を採用サイトでもう一度行う価値がある。候補者は製品を知っていても、それを作る会社の考え方は知らない。もう一点、新卒が最初に配属される職場が限定されるなら、それを伏せずに最初のキャリアとして説明するコンテンツを置くほうが、入社後のギャップを減らせる。
ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
株式会社良品計画 - 新卒採用の採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。


