採用サイト事例
株式会社タカラトミー - 新卒採用情報
社員の写真と自社商品の写真を同じ大きさで並べる。「アソビって、なんだろう。」という問いから始め、商品を前面に出しすぎない構成。

- サイト名
- 株式会社タカラトミー - 新卒採用情報
- 業界
- 製造業・メーカー
- 事例区分
- 新卒
- 伝えたいこと
- 事業の魅力を伝えたい / 仕事を具体的に伝えたい / カルチャーと人を伝えたい / キャリアの描ける先を伝えたい
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
ファーストビューは「アソビって、なんだろう。」という問いを濃紺の明朝系で置き、周囲に社員の写真と自社商品の写真を同じ大きさのカードで散らす。本文は「100年間の歴史の中で、幾度となくおもちゃとアソビのあり方は変わった。それでも変わらなかったもの。それは、タカラトミーグループの『アソビへ懸ける品質』。」と続き、「世界中を飛び交う想像力や好奇心に向けて、感性のアンテナを向ける。答えのないアソビを追求するために、自分に問い続ける。」と締める。玩具メーカーでありながら、商品の魅力ではなく「アソビとは何か」という問いを冒頭に置いている。
コンテンツ設計・情報設計
ナビゲーションは about us、business、work、project、people、キャリア形成と働き方、採用情報の7項目で、いずれも文字間を大きく空けた欧文で表記される。コーポレートサイト内の採用セクションとして構成されており、上部には商品情報のグローバルナビ(トミカ、リカちゃん、プラレール、トランスフォーマー、デュエルマスターズ)がそのまま載る。画像点数は210点と多く、そのほとんどが商品画像とグローバルナビのサムネイル。
表現・デザイン
白地に濃紺の文字、コーポレートカラーの赤と青をロゴとボタンに使う。写真はカードを重ねるように不規則に配置し、社員の集合カット、商品の物撮り、開発現場のカットを混在させる。文字は明朝系で、装飾はほとんどない。
RELENSの考察
社員の写真と商品の写真を同じ大きさで扱っている点が構成上の判断として表れている。知名度の高い商品を大きく見せれば目は引くが、それは候補者が既に知っている情報でもある。商品と人を同列に置くことで、「その商品をつくっている人たち」に視線を移させる意図があると考えられる。冒頭を問いの形にしているのも、商品のファンとしての興味から、働く側の視点へ切り替えさせる装置だと読める。
自社に活かすなら
認知度の高い商品やサービスを持つ企業ほど、採用サイトでもそれを前面に出したくなる。だが候補者が知りたいのは、それを誰がどうつくっているかである。商品写真と社員写真を同じ比重で扱うだけで、視線の配分が変わる。もう一点、冒頭を断定ではなく問いにすると、読み手が自分の考えを挟む余地ができる。
ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
株式会社タカラトミー - 新卒採用情報の採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。


