採用サイト事例
株式会社三井住友銀行 - 新卒採用情報
写真とコピーだけで進む静かな構成。「挑戦者」という一語を採用スローガンと社員紹介の両方に通し、企画の名前として運用している。

- サイト名
- 株式会社三井住友銀行 - 新卒採用情報
- 事例区分
- 新卒
- 伝えたいこと
- 採用メッセージを強く打ち出したい / キャリアの描ける先を伝えたい / 育てる環境を伝えたい / グローバル性を伝えたい / 事業の魅力を伝えたい
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
「挑戦者よ、世界を揺らせ」という採用スローガンを、一言で提示するのではなく複数のメッセージに分けて段階的に伝える。夕暮れのシルエット、砂漠を歩く人物といった写真とともに、「この世界は、最初の一歩がなければ、そして、くじけない歩みがなければ拓かれなかった。」「その意志で実現してきた。」といった文が続く。個人の意志が社会を変えてきたという歴史の話から入り、SMBCにはその挑戦を実現できる舞台があるという主張につなげる構成になっている。
コンテンツ設計・情報設計
トップページは写真とコピーが交互に現れる構成で、ナビゲーションは2027卒マイページ、2028卒マイページ、海外大生の方はこちらの3つに絞られている。ページ中盤に「SMBC DISCOVERY TOWN」「人生は一度きり。だから、SMBC」「働く場所としてのSMBC(人的資本サイト)」「SMBC STUDIO」という4つの企画バナーが並び、それぞれ別のコンテンツへ送る。社員インタビューは「社員紹介」ではなく、採用スローガンと同じ語を使った「SMBCの『挑戦者』たち」として編集されている。
表現・デザイン
白地に余白を大きく取り、写真を中央に1枚ずつ置いて縦に進める。文字は明朝系で行間を広く取り、1画面に多くの情報を載せない。コーポレートカラーの緑はヘッダーとボタンに限定されている。動画が1点。
RELENSの考察
「挑戦者」という一語を、スローガンと社員紹介の両方で使っている点が構成上の要になっている。社員インタビューを一般名詞の「社員紹介」で置かず、スローガンの語を冠した企画名にすることで、抽象的なコンセプトが具体的な人物の話として裏づけられる。写真とコピーだけで進む静かな構成は、情報量を絞ることでメッセージの印象を残す設計だと考えられる。
自社に活かすなら
採用スローガンを決めたあと、それがトップページのコピーだけで終わっていないかを確認する価値がある。社員インタビューやコンテンツの名前にスローガンの語を使うだけで、コンセプトが記事群を束ねる働きを持つようになる。制作コストはほぼ見出しの付け替えで済む。
サイトを構成する参考パーツ
- 参考パーツ01
コンセプトメッセージ
「挑戦者よ、世界を揺らせ」という採用スローガンを一言だけで提示するのではなく、個人の意志が社会を変えてきたことや、SMBCにはその挑戦を実現できる舞台があることを複数のメッセージによって段階的に伝えています。印象的なキャッチコピーをつくるだけでなく、「なぜこの言葉を掲げるのか」まで候補者が理解できるストーリーを設計することで、採用コンセプトへの納得感を生み出しています。

- 参考パーツ02
社員紹介
社員インタビューを単独の「社員紹介」として見せるのではなく、採用スローガンと同じ「挑戦者」という言葉を使い、「SMBCの『挑戦者』たち」として編集しています。社員一人ひとりの仕事や挑戦を通じて、抽象的になりやすい採用コンセプトを具体的な人物像へ落とし込んでいる点が特徴です。コンセプトをコピーだけで終わらせず、実際に働く社員をその「証拠」として見せるコンテンツ設計は、採用メッセージの説得力を高めるうえで参考になります。

ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
株式会社三井住友銀行 - 新卒採用情報の採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。


