採用サイト事例
株式会社カオナビ - 採用情報
社員インタビューの見出しを「苦悩、葛藤、空回り。」のような負の語から始める。成功談に寄せない編集方針がサイト全体の性格を決めている。

- サイト名
- 株式会社カオナビ - 採用情報
- 事例区分
- 中途・キャリア
- 伝えたいこと
- 採用メッセージを強く打ち出したい / 育てる環境を伝えたい / カルチャーと人を伝えたい / キャリアの描ける先を伝えたい / 事業の魅力を伝えたい / 応募前の不安を解消したい
- 表現手法
- 写真 / タイポグラフィ / アニメーション / 図解・インフォグラフィック
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
ファーストビューは白地の中央に「Game Changer」を極太の欧文で置き、その下に「状況を組織を社会を、一変させろ。」を添える。命令形で終わる強い調子のコピーで、装飾は画面の四隅から差し込む鋭角の三角形のみ。三角形の中には青から赤紫、オレンジへ流れるグラデーションが入る。
コンテンツ設計・情報設計
About us、Interview、Work Style、Jobs、Entry、Pick up Contents の6つで構成される。グローバルナビは理念、社員インタビュー、働く環境、職種紹介、エンジニア採用、Entry。社員インタビューは7本あり、見出しが「100%、いばらの道。失敗も挫折も、すべて成長の糧」「苦悩、葛藤、空回り。果てに見えた自分なりのリーダー像」「壁にぶつかっても、挑戦はやめない。『孤独じゃない』から踏み出せる一歩」のように、困難や失敗を示す語から始まる形式で揃えられている。「目標比320%を達成。それでも挑戦を特別視しない価値観」のように、成果を挙げた回でも達成を強調しない書き方を取る。エンジニア採用は独立した入口として分けられ、カジュアル面談の導線も用意されている。
表現・デザイン
白を基調に、グラデーションを敷いた鋭角の三角形を画面に斜めに差し込む。黄色のEntryボタンが常時右上に固定される。動画要素が12点と多く、SVGも61点使われている。写真は社員のポートレートが中心。
RELENSの考察
社員インタビューの見出しを負の語から始める編集方針は、コピーの「Game Changer」という強さと一見矛盾する。しかし、成功談だけを並べると読み手が自分と重ねにくいという問題があり、困難の側から入ることで挑戦という抽象語に現実味を与えていると考えられる。タレントマネジメントを扱う企業として、人の成長を美化せずに扱う姿勢を編集方針で示していると読める。
自社に活かすなら
社員インタビューは成果や、やりがいから書き出されがちだが、つまずきから入る構成に変えるだけで読まれ方が変わる。取材内容を変える必要はなく、記事の順序と見出しの付け方の問題であることが多い。もう一点、挑戦や成長といった強い言葉を掲げるなら、記事側でそれを裏づける具体的な失敗談を用意しておくと、コピーだけが浮かずに済む。
ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
株式会社カオナビ - 採用情報の採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。


