採用サイト事例
東京電力ホールディングス株式会社 - 新卒採用サイト
ヘッダーに「2028 ENTRY」「2027 ENTRY」の2学年分のマイページを並べて置く。本文をタグで解体し、23個のタグから読む順番を候補者が決める構成になっている。

- サイト名
- 東京電力ホールディングス株式会社 - 新卒採用サイト
- 事例区分
- 新卒
- 伝えたいこと
- 社会的意義を伝えたい / 事業の魅力を伝えたい / 採用メッセージを強く打ち出したい / 仕事を具体的に伝えたい
- デザインテイスト
- かっこいい
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
ファーストビューは、執務中の社員の写真と洋上風力発電の写真を斜めの境界で左右に分け、その境目に縦組みで「明日を預かる者として。」を置く。スクロールすると「私たちには、やり遂げなければならないことがある。」「この国の人々のくらしを守り続けるということ。」「待ったなしの社会課題を解決するということ。」と明朝体で続く。「福島の復興と廃炉、カーボンニュートラルや防災。前例のない課題に向きあい、最後までやり抜く。」と、事故の当事者であることを避けずに書いている。
コンテンツ設計・情報設計
コーポレートサイト内の採用情報とは別に、独立ドメイン(tepco-recruit.jp)で運営されている新卒専用サイト。ヘッダーには「2028 ENTRY/MY PAGE」「2027 ENTRY/MY PAGE」の2学年分の入口が並ぶほか、「高校新卒採用」「グループ採用(新卒)」「グループ採用(キャリア)」への導線も持つ。本文は「東京電力が預かる未来」「東京電力の現在地」「明日を預かる者たちの一日」の3ブロックで構成される。特徴的なのは「TAG SEARCH」で、#会社・事業 #原子力 #カーボンニュートラル #再生可能エネルギー #グローバル #DX #防災 #プロジェクト #キャリア #社員紹介 #働き方 #技術系 #事務系 #研究開発 #ダイバーシティ #人財育成 #福利厚生 #送配電 #小売り など23個のタグからコンテンツを引ける。あわせて「CONTENT GUIDE 知りたい情報へ導きます」という診断型の導線も置かれている。
表現・デザイン
画像213点に対して動画は0点。写真とテキストだけで構成されている。見出しは明朝体を字間広めで組み、縦組みと横組みを併用する。斜めの分割線が全ページで繰り返され、電力インフラの写真(洋上風力、送電設備)と執務風景を交互に置く。
RELENSの考察
目を引くのは2学年分のエントリー導線を同時に出していることだ。多くの新卒サイトは今年度の学年だけを見せ、翌年度は年度替わりに差し替える。2つ並べるのは、インターンから本選考まで在籍期間が長い候補者を同じサイトで受け止める判断だと考えられる。タグ検索も同じ発想で、「原子力に興味がある学生」と「DXに興味がある学生」で読む順番がまったく違うことを前提に、順路を決めずに索引を渡している。コンテンツ量が多い大企業でなければ成立しない設計でもある。
自社に活かすなら
コンテンツが20本を超えたら、順番に読ませる前提を捨てて索引を用意する。タグは「職種」だけでなく「事業テーマ」「働き方」「制度」など軸の違うものを混ぜると、候補者が自分の関心から入れる。エントリー導線は学年で切り替えるのではなく、次年度が立ち上がった時点で両方出す。切り替え日を決める運用が要らなくなる。
ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
東京電力ホールディングス株式会社 - 新卒採用サイトの採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。

