採用サイト事例
警視庁 - 令和8年度警視庁採用サイト
警察官と警察行政職員を1サイトで扱い、10以上の職種を個別に立てる。読み手の立場別(転職者・保護者など)の入口をファーストビュー直下に並べている。

- サイト名
- 警視庁 - 令和8年度警視庁採用サイト
- 業界
- 公務・官公庁
- 伝えたいこと
- 仕事を具体的に伝えたい / 応募前の不安を解消したい / 社会的意義を伝えたい / カルチャーと人を伝えたい
- デザインテイスト
- シンプル
研究ノート
実際にサイトを開いて確認した内容です。観察した事実と、RELENSとしての解釈を分けて記載しています。
採用メッセージの設計
ファーストビューは、私服の男女と制服姿の職員という2組の写真を並べ、その上に「この世界を/守る側へ。」を白抜きで重ねる。英文で「DEFEND THE FUTURE.」が添えられる。守られる側から守る側へという立場の転換を、一文で提示する構成になっている。
コンテンツ設計・情報設計
警察官と警察行政職員の両方を1つのサイトで扱う。職種紹介は地域警察、交通警察、警備警察、刑事警察、生活安全警察、公安警察、総務・警務、匿名・流動型犯罪グループ対策、サイバーセキュリティ対策と10前後に分かれ、それぞれが独立した紹介ページを持つ。警察行政職員側も事務と技術・専門・技能系に分かれ、「警察行政職員のおしごと〜警察署・事務〜」「首都を守る技術の力〜警視庁の電気職〜」「警察行政職員のおしごと〜警視庁の働く乗り物〜」といった記事が用意されている。ファーストビューの直下には KEYWORDS として「警察官を知る」「警察行政職員を知る」「転職者の方へ」「働き方・制度」「警察学校」「地方出身者の方へ」「保護者の皆さま」というタブが並び、読み手の立場ごとに入口が分けられている。採用試験の申込みとイベント申込みは画面右端に固定表示される。
表現・デザイン
淡いブルーとクリーム色を基調に、職種紹介を写真カードのグリッドで並べる。動画コンテンツと採用広報マンガを併用し、YouTubeの埋め込みが8点ある。官公庁のサイトとしては明るく、堅さを抑えた配色になっている。
RELENSの考察
KEYWORDS として立場別のタブを置いているのが構成上の要になっている。警察官志望の学生、行政職員志望者、転職者、地方出身者、そして保護者では、知りたい情報も懸念も異なる。職種で分ける軸と、読み手の属性で分ける軸を両方持つことで、同じ情報群に複数の入口から辿り着けるようにしていると考えられる。「保護者の皆さま」という入口があるのは、進路選択に家族の関与が大きい職業であることを織り込んだ設計だと読める。
自社に活かすなら
職種でしか分類していない採用サイトは多いが、読み手の立場で分ける軸を追加すると、同じコンテンツの到達率が上がる。新規のページを作らず、既存記事へのタブを1列足すだけで実現できる。もう一点、家族の理解が必要な業種や勤務地の企業では、保護者向けの説明を1ページ用意しておくと辞退の抑止につながる。
ASK AI
この事例を、自社の採用サイトに置き換えて考える
警視庁 - 令和8年度警視庁採用サイトの採用サイトで使われている訴求テーマやコンテンツ設計をもとに、自社ならどのように採用サイトへ取り入れられるか、AIと一緒に整理できます。